2012年09月17日

香港旅行(3日目:香港周遊)

今日は。前回の常念岳で間が開いてしまいましたが、引き続き香港旅行の記事を投稿したいと思います。

香港の3日目は、家族が香港ディズニーランドに行くと言うので、自分は単独で香港を見て回ることにしました。

家族思いの自分は先ず家族を見送るため、香港駅から地下鉄東湧線で欣澳駅まで行き、そこからディズニー線に乗り換えてディズニー駅でまで行きました。車両は日本でもお馴染みのミッキー窓でした。

<ディズニー線>
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家族を見送った後は、取り敢えず欣澳駅まで戻り、東湧線の終着駅である東湧駅まで行ってみました。東湧駅はガイドブックによれば最近急激に発展した近郊都市だそうで、駅前にはシティーゲートというかなり大きなショッピングセンターや巨大なマンションが立ち並んでいます。東湧には寶蓮寺という観光スポットまでロープウェーが出ていますが、今回は時間が無いのでパスしました。

<東湧駅前>
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ところで、ガイドブックを見ると分かりますが、香港の近郊都市はどれを見ても「最近急激に発展した」と解説されています。つまりその辺りには以前は何も無かったということです。だからどの町に行っても殆ど見るべき歴史的建造物はありません。兎に角どこに行っても巨大なマンション群と、呆れる位の数の人の群れしか目にしません。香港の人口は1950年代には約200万人でしたが、現在は700万人を超えています。つまり毎年8万人位ずつ人口が増え続けているわけです。面積は日本の札幌とほぼ同じで人口は約4倍ですから、如何に土地が足りないか想像するに難くありません。

さて、東湧の後は再び東湧線で南昌まで戻り、西鉄線に乗り換えて「元朗」で下車。元朗は香港でも最も古い町の一つと言われ、現在でも屋台や市場が立ち並び、公園では皆が麻雀をやってるようなかなりローカルな町です。ある意味中環や尖沙咀のような大都会よりも香港らしい雰囲気を味わうことができます。

<元朗>
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元朗ではガイドブックに乗ってた「好到底麺家」というお店で「蝦子撈麺」を頂きました。これは茹でた麺に海老の卵を振り掛けた料理です。この味を求めて香港中からお客さんが訪れるそうですが、正直自分の口には合わなかったです。この店に限らず香港のローカルな食堂は全体的に味が薄過ぎて自分には合わないみたいです。

元朗からは路面電車に乗り換え「屯門」を目指します。屯門はマカオ行きのフェリーが発着する港町で、海岸沿いに遊歩道が整備されていたりして、なかなか雰囲気の良い町です。

<屯門>
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この町にも例に漏れず巨大なマンション群が立ち並んでいますが、せっかくなのでその一つに不法侵入し、中を見学してみました。どの棟にも必ず守衛さんかいるので怪しまれずに写真を撮るのに難儀しました。

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マンションの一つで外壁の改修工事を行っていたのですが、驚いたことに、これだけ最新のマンションの工事にも関わらず、足場が何と「竹」なんです。このギャップがまた香港らしくて良いですね。

<足場>
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屯門からはバスに乗り換え「チュン湾」に向かいます。チュン湾はMTRチュン湾線の終点で、これまたここ最近急激に発展した町です。この屯門とチュン湾を結ぶバス路線は海沿いを走るため、実に眺めが良くて素敵です。自分も二階建てバスの先頭に乗り、存分に景色を楽しんできました。

<バスからの眺め>
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<チュン湾>
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チュン湾からはMTRで尖沙咀に戻り、そこから歩いて佐敦まで行き、ナイトマーケットを見物しました。沢木耕太郎氏の小説『深夜特急』に出てくるのはここです。「廟街」とか「男人街」とか呼ばれるこのナイトマーケットには沢山の屋台が並び、路上で海鮮料理を頂くことができます。他にも「女人街」と呼ばれるナイトマーケットもありますが、男人街はどらちかというと男性向けの商品が多く、男性の好きなDVDなども気軽に購入することができます。まあ、歌舞伎町にはとても敵いませんが。

<ナイトマーケット>
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タグ:香港
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2012年09月15日

麗しの常念岳

抜ける様な青空だった。

盛夏の間、漲る生命をあらん限りに開放させ、この世に生きてあることの嘉悦を詠い愉しんだ小動物や木々達の饗宴は終わりを告げ、そこにはこれから訪れるであろう厳寒の試練を待ち受けるかの様な、初秋の静寂だけがあった。雲一つ無く晴れ渡り澄み切った大気は天空を紺碧に染め上げ、地上と宙との境界は、今やその存在すら疑わしかった。

しかし青年は、その様な風景を愛でるでもなく、ただその一点だけを見つめながら黙々と脚を前方へと繰り出していた。彼の知覚には周りの景色や動植物の囀りなどは一切介入すること無く、彼の意識にはただその一点だけを目指し、己が身をより高みへと持ち上げることしか無かった。いや、今や彼には自分の行っている動作についての意識すら無く、彼の精神と肉体とは完全に分離されていた。

彼の肉体は機械的に同じ動作を繰り返しているに過ぎず、彼の精神はその一点を中心に広がる無限の彼方へと向け飛翔していた。そして、彼の肉体が遂にその一点に達した瞬間、彼の精神は多次元へ向かい発散し、彼自身もまた無限の一部と化したのであった。

・・・・。

・・・・・・・・。

な〜んちゃって。柄にもなく笹本稜平ばりのシリアスな書き出しで始まりましたが、遂に登っちゃいました、常念岳。四回目の挑戦での初登頂になります。

初回は時間オーバーで敗退。二回目は道路封鎖で敗退。そして三回目は天候悪化で敗退と不運続きでしたが、今回は天気にも恵まれ、何ら苦労する事も無く登頂することができました。

。苦労無いどころか殆ど死にかけました。何しろ約一年ぶりの登山でしたので、運動不足の身にとって北アルプスは正に地獄でした。普段から何かしら運動を行っていれば良いのでしょうが、究極のインドア派である自分は、一日の行動範囲がマウスパッドの中だけという状態でしたので、久しぶりの登山に身も心もボロボロになってしまいました。

さて、日曜の深夜に一ノ沢の駐車場に車を停め、午前四時に起床。駐車場は既に満車でした。コンビニで買ったおにぎりとゆで卵を食べ、準備運動を済ませてから五時に駐車場を出発。ヒエ平らの登山口に向かいます。

この登山口は駐車場から遠いので、登山前のウォームアップには調度良いのですが、帰りは本当に恨めしく感じられます。

<ヒエ平登山口>
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山の神、王滝、笠原と通い慣れた道を順調に進み、一ノ沢を遡行して胸突八丁に到達。ここから沢を高巻いて乗越を目指します。自分は雪渓の残っている時期にしか来たことが無かったので知りませんでしたが、これが本当の胸突八丁らしいです。

<胸突八丁>
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胸突八丁はぐんぐん高度を上げ、常念乗越に到達。穂高連峰が一望できます。勿論、槍も見えます。

<常念乗越>
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常念乗越からはいよいよ常念岳を目指しますが、この最後の登りが想像以上にきつかったです。常念岳は岩が多く、天性のバランス感覚の鈍さを持った自分は余計に体力を消耗してしまい、通常一時間位のところを、何と二時間近くもかかってしまいました。

そして遂に辿り着いた常念岳山頂。周りの風景は燕岳や蝶ヶ岳のそれと大して変わらないので感動はありませんが、四回目の挑戦での常念岳初登頂は感無量でした。

<常念岳山頂>
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本来なら山頂でコーヒーを沸かして昼食となる予定でしたが、久しぶりの登山でペースが上がらず、予定時刻を大幅にオーバーしていたため煙草を一本吸っただけで下山開始。山頂にいた人達はびっくりしてました。

この時点で既に膝が少し痛かったのですが、取り敢えず乗越まではストックなしで下りようと思ったのが運の尽きでした。常念小屋のベンチで大休止を入れたにも関わらず、胸突八丁の途中で完全に膝をやられ、ストックなしではとても歩けない状態になってしまい、ストックに縋り付きながらの下山となりました。最後の方では平らな道を歩くのにも大汗を掻く始末で、殆どスリラー状態で登山口に辿り着きました。

さて、念願の常念岳初登頂は無事達成できましたが、やはり一年振りのリハビリ登山でいきなり北アルプスは無謀でした。一昨年までは25キロ背負って10時間以上歩いてたのと同じ人物とはとても思えません。やはり普段からの心掛けが大事だと心底思いました。毎回同じことを言ってるような気がしますが。

<目的地>
常念岳
<ルート>
一ノ沢
<標高差>
約1,600メートル
<歩行距離>
約14km
<日程>
2012/9/9(日)
<タイムチャート>
5:30 ヒエ平登山口
5:50 山の神
6:40 王滝
7:40 笠原出合
8:20 胸突八丁
8:40 最終水場
9:40 常念乗越
11:20 常念岳山頂 11:30
12:50 常念乗越 13:30
14:30 胸突八丁
17:30 ヒエ平登山口
<コースタイム>
12時間
<歩行時間>
11時間10分(上り5時間50分、下り5時間20分)
<休息時間>
50分

posted by Kiyonyan at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月02日

香港旅行(2日目後半:九龍島)

今日は。香港旅行の二日目後半です。

香港島の主要観光スポットを僅か3時間半で怒涛の如く見学した後は、息つく間もなくフェリーで九龍島に渡りました。このフェリーはスターフェリーと言って、香港島と九龍島を繋ぐ、香港人にとって欠かすことのできない交通手段です。香港島からは地下鉄でも九龍島に行くことはできますが、運賃が段違いに安いんです。フェリーだと香港島の中環(セントラル)から九龍島の尖沙咀(Tsim Sha Tsui)まで僅か2.5ドル(約25円)ですが、地下鉄だと9ドル(約90円)もします。オクトパスという日本のスイカのようなカードを使うと8.6ドルになりますが、それでも依然として3倍以上しますから、毎日通勤に使うとなると馬鹿になりません。香港では日本と違って交通費は自己負担の会社が多いそうですから、少しでも安い方が良いに決まってます。

<フェリー乗り場>
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さて、九龍島に到着した我々は、先ず中華レストランで飲茶の昼食を済ませました。格安ツアーに無料でついてくる飲茶だけあって、「これが本当に本場の飲茶なのか?」と首を傾げたくなる味でしたが、無料なので文句は言えません。

本来の予定では、昼食の後は有名なスイーツ屋さんでマンゴープリンを頂く予定でしたが、時間が押され気味だったのでテイクアウトしたものを車内で頂くことになりました。このマンゴープリンは色々な雑誌やブログでおいしいと評判だったので楽しみにしていたのですが、残念ながら自分の口には合いませんでした。マンゴーの果実が大きすぎてプリンらしくないし、味付けもマンゴーの味が前面に出すぎていて少し臭みを感じました。また、量も多すぎて食後の口直しとしては食べるのに気合が必要でした。

マンゴープリンを食べた後は九龍島の観光スポットに連れて行って貰えるのかと思いきや、スケジュールの都合で全てキャンセルとなったようで、そのままお土産屋に連行と相成りました。この手のツアーで訪問するお土産屋には大抵宝石店とシルクの店が含まれていますが、今回も御多分に洩れず、この二店が登場しました。格安ツアーの利益率は大変低いので、なるべく高額な商品を購入させて売上の10%程度をバックマージンで貰うことにより、ツアー会社は利益を上げようとしますが、そのためにうってつけなのが高額でありながら軽くて嵩張らない宝石とシルクという訳です。尚、今回のツアーでは宝石店とシルク店に加え、「ラテックス枕」という新顔も登場しました。この枕は最近流行の低反発枕とは反対に高反発で、しかも害虫などを一切寄せ付けないため健康に良いようですが、香港で売っているのと同等の商品をネットでも殆ど同じ値段で買えるので全く買う気にはなりませんでした。

それではまた。
posted by Kiyonyan at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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